ソロキャンプをしてみたいが、やったことがない、という方が意外と多いんですね。
道具がないとか、どこへ行けばいいかわからないとか
心配性な方が多いんですが、大丈夫です。
ソロキャンプはとっても簡単です。
お金もそんなにかけなくて大丈夫です。
道具も最低限あればいいし、キャンプ場なら大抵問題なく過ごせます。
ソロキャンプは、自然と向き合いながら自分自身との時間を過ごすことができるとても特別な
体験です。少しでも興味が湧いたなら、すぐ予定を立てましょう!
どうしていいかわからない方のために、道具の揃え方からキャンプ場の取り方、食事などを
具体的にお教えしましょう。
最低限あった方がよい道具たち
①テント (中華製1万円)
②寝袋&マット (3シーズン用5千円とアウトドアマット2,500円)
③シングルバーナー(5千円)
④クッカー(鍋など)やスプーン・フォーク+軍手(5千円)
⑤ランタン(LED2,500円)
以上、3万円でそろいます。
(公共機関で移動する場合は、上記荷物を入れるザックも必要です。車ならなくても大丈夫)
*注:雨の日はテントの下に敷くマットとテントの入り口を屋根にするためのポール、
レインウエアなどが別途必要です(これらも安価なもので可)。
初めから高い物を買う必要なんてありません。
まずはお手軽に始めて、必要になれば増やしたり、グレードアップしていけばよいのです。
どうでしょうか?
3万円なら少し頑張れば出せそうな値段ではないでしょうか?
毎月1万円ずつ買っていって3か月で揃えるというのもありでしょう。
あるとよい道具たち
①チェア
②テーブル
③クーラーボックス
④ナイフ
⑤テントポール
道具をそろえよう
道具はキャンプ用品を取り扱うお店も良いのですが、ブランドものが多く、高価です。
はじめはアマゾンなどのネットショップで安価なものをゲットするのが良いでしょう。
とはいえ、中にはヒドイ商品もあるので、オススメの道具たちを紹介していきます。
長くやるつもりなら初めからいいものを使用した方がいいんですが
とりあえずソロキャンをやってみたい!という人は値段が安くてそこそこの物で十分です。
①テント
初めてのテントはドーム型をおすすめします。
骨組みを2本、テントに差し込んで建てるだけなので、初心者でもめちゃ簡単です。
本体のみのシングルウォールと本体+カバーのあるダブルウォールがありますが、
雨のことも考えるとダブルウォールがオススメです。
慣れてくるとテント+タープになっていきますが、手間、邪魔なので
始めはテントのみで十分です。
就寝人数は2人用をおすすめします。
着替えなどの荷物をテントの中にいれても余裕があるからです。
私が実際使っているのはこちら。5千円くらいで買えます(笑)
でも、雨でも大丈夫で比較的軽め。
TCEVO (テックエボ) テント マルチドーム型 1~2人用
出典:Amazon 軽量2.5kg 二重層 耐水圧3500mm
②寝袋+マット
寝袋ですが、これはピンキリです。
キャンプに行く時期によっても選ぶものが変わってきます。
真冬に行かないのであれば、3シーズン用のマミー型の寝袋を買ってけば大抵過ごせます。
私はモンベルのバロウバッグを所有しています。
今は2万円弱します。。。
長く使うかわからない場合は、もったいないので、下のこれなら5千円程度です。
マットは寝る時に寝袋の下に敷いたり、起きているときも敷いたりできます。
初めは安い折り畳みのもので良いでしょう。
③シングルバーナー
調理やお湯を沸かすのに使います。
はじめはコンビニでも売っているガス(CB缶)を使うバーナーがお手頃でおススメです。
私は、イワタニのジュニアコンパクトバーナーを使用しています。
コンビニで売っているガスを利用できるし、何といってもコンパクトで軽量。
点火装置がついていて、チャッカマンやライターも不要です。
4千円程度で売っています。
④クッカー、スプーン、フォークなど
クッカーはセットで安く売っているものがあるので、それで十分で
深めの鍋、浅めの鍋、フライパン代わりになる蓋など、2~3種類セットであれば大丈夫です。
フォークとスプーンがあれば、箸はなくても困りません。
これは持ち手にゴムカバーがついているので、火にかけても熱くないので良いです。
(カバー無しのタイプは軍手やグローブ必須)
スプーンやフォーム等もついて3千円程度とお得です。
時期はいつがいいか
思い立ったらすぐ予約しましょう(笑)
ただ、初めは何をやるのも要領が悪くて時間がかかりますので
雨の時期は避けた方が無難です(レインウェアがあれば全然大丈夫ですが・・・)。
また、冬の時期は別途、冬装備が必要なため、ある程度慣れてからをお勧めします。
場所は?
夏の場合は暑くて寝られない・・・なんてこともあるので、高地がおススメです。
ただし、GWや秋になると逆に高地は寒くなりますので、防寒具を持っていきましょう。
夏は高地で日陰になる木の多い所、春・秋は寒くなるため高地を避けるといいでしょう。
移動手段については、はじめは車が楽ちんでオススメです。
そして行く場所は、高規格と呼ばれるオートキャンプ場がオススメです。
テントを張る場所が整備されていて、水道やトイレが綺麗なので初心者向けです。
オートキャンプ場は車を横付けできるため、荷物の出し入れも楽です。
おススメのキャンプ場は・・・これは住んでいる場所によるので、
ネットで高規格キャンプ場と入れて検索してみて下さい。
なお、サイトはオートサイトとフリーサイトがあると思います。
オートサイトは区画が分かれていて、車を横付けできるサイトです。
フリーサイトは区画がなく、自由にテントを張れるサイトです。
フリーサイトはキャンプ場によって車を横付けできる所と出来ないところがあります。
初心者はどこにテントを張っていいか迷うことになるので、
区画が決まっているオートサイトから始めた方がよいと思います。
また、キャンプ場によってはソロ専用サイトがあります。
ファミリーサイトから離れていて静かだったり、小さめ区画でリーズナブルな
料金だったりします。
キャンプ場の予約方法
キャンプ場の予約は、予約サイトを利用すると便利です。
私はなっぷというサイトをよく利用します。日付や行き先で開いているキャンプ場を検索できるので
なかなか便利です。口コミや写真もあるので参考になります。
キャンプ場独自で予約を受け付けているところも多いので、公式ホームページも見てみましょう。
チェックイン・アウト時間もキャンプ場によって大きく異なりますので、よくチェックしましょう。
SNSを利用している所も多いので、事前にチェックしておくと感じが掴めて良いですよ。
キャンプ場へ行く前に
行く時期によりますが、キャンプ場は高所で涼しいことが多いです。
また、雨の場合などは過ごし方も考えなくてはなりませんので
早めから天気予報をよく見て準備をしましょう。
気温が10℃以下になるようなら、朝夕は肌寒くなります。
厚めの防寒具を用意しましょう。
また、雨の場合は、テントのキャノピーを屋根にするためのポールやレインコートを忘れずに。
出発前には、道具が全て揃っているか、忘れ物がないかチェックしましょう。
・着替えやタオル、洗面具なども忘れずに。
なお、寝袋や着替えなど、雨で濡らしたくないものは、ごみ袋に入れておくと
見栄えは悪いですが、防水になります。結構使えます。
食事はどうするか
シングルバーナーとクッカーがあれば、ご飯を炊いたり、煮る・焼くなど色々出来ますが・・・
初めは、お湯を注げばできるインスタント系(カップ麺)、スーパーでよくあるコトコト煮れば出来る鍋シリーズなど、お手軽なものでいいと思います。
朝はパンやサンドイッチ、コーンスープにインスタントコーヒーでも十分おいしいです。
自然の中でゆったり食事をする、これが醍醐味です。
無理して大変な料理を作って時間がなくなるより、自然の景色を見て、おいしい空気を吸いながら
のんびりしている方がよほど格好よく、心のゆとりもあっていいですよ。
食料の調達は自宅近所で前もって買った方が時間的ゆとりが持てます。
実際の流れはこうです。
1.行きたくなったら・・・予約サイトなっぷを開く!
2.行く日を決めて検索。ソロサイトがあれば、落ち着いて過ごせます。
車を横付け可能なオートサイトを予約(天気と気温を見て良さそうなら)。
3.道具を買う。まだ買ってないんかい!そっちが先やろ!(笑)
アマゾン等を開いて、道具をそろえましょう。
2週間前くらいから.予約したキャンプ場の天気と気温を日々チェック
届いた道具をチェックしておきましょう
テントは試しにたててみる。バーナーもガスを取り付けて火をつけてみましょう
マットと寝袋の寝心地チェック!
荷物をまとめておきましょう
忘れ物がないかチェックしておきましょう
チェックイン時間に到着するよう経路検索など道順チェック
前日 初日の昼?+夕食と翌朝の朝食の献立を考え、食材を購入
初日の昼はどこかお店やサービスエリアで食べてもいいです。
・カップ麺+お湯で温めるハンバーグとかレトルト食材は簡単でおススメ
・サンドイッチとコーンスープ+インスタントコーヒー
・必要な方はアルコール類(ただし、ぬるくなる)
(当日忘れないよう注意!)
キャンプ場の天気・気温・チェックイン・アウト時間・経路を再確認
当日朝 チェックイン時間に到着するよう出発
チェックイン
場所を確認し、テントを張る
荷物はテントの中に入れ、ランタンは先に出しておく
自由時間(ごはんを食べに行っても良し、近所を散策するもよし、読書するもよし)
15~16時 暗くなる前に早めに夕食準備。
と言ってもバーナーと水、クッカーの準備くらいですが・・
(水は2Lのペットボトルや水筒などをつかえば楽)
17時以降 腹が減ったら夕食!暗くなり始めたらランタンをつけましょう
今回は夕食はお湯を沸かすだけなので、楽ちんです!
食事後、クッカーなどを洗って自由時間
ゆっくりお酒を飲んでもよし!
星空が綺麗かもしれません
寝る時はマットを寝袋の下に敷きましょう
就寝
7時頃? 起床したら、顔をあらって朝食準備
ごはんをたべてまったり
9時頃 使わない道具類は早めに片付け
11時 チェックアウト
気を付けて帰りましょう
といった感じです。
始めは何をするにも時間がかかるので、早め早めに準備して行動しましょう。
1回でも行けば、感じもわかって次回から早くなります。
ご飯、シャワーやお風呂以外の時間はのんびりする時間です。
周辺を散策してもいいし、お酒や読書などもいいですよ。
慣れたら焚き火台を購入して焚き火に挑戦しましょう。
夏は暑いですが・・・火を眺めるだけでも楽しいですよ。
自分のスタイルを見つけていきましょう。
なんとなく感じがわかっていただけたでしょうか。
ご飯を簡単にすると、ハードルがぐっと下がります。
難しい事はちょっとずつ取り入れていけばいいので
まずは、ソロキャンをやってみましょう!