真冬のキャンプといえば、ストーブがまず初めに思い浮かぶだろう。
が!
正直、ストーブは邪魔でしかない。
ソロキャンはいかに荷物を少なくするかが勝負だと思っているので、
出来るだけ余計なものは持っていきたくない。
冬は防寒が必要なので、それだけでも荷物がかさばる。
ザック+せめてバッグ1つくらいには収めたい。
そんな状態でストーブはかさばるだけだ。
もちろん、車で移動、車のそばでオートキャンプなら問題ないが
車から歩いてサイトへ・・・というシチュエーションも少なくない。
果たしてストーブ無しで冬キャンプは可能なのか?
答えは可能!なんですよ。
ただし、それ相応の準備は必要です。
といわけで、私流のストーブなし冬キャンプ術をご紹介します。
といっても、至極簡単です。
日中は焚き火でなんとかなります。
冬キャンプで問題となるのは、寝るとき。
一番重要なもの、それは寝袋なんです。
春夏用の薄い寝袋で0℃で何回も寝たことはあります。
体の要所にカイロを貼ったら私は朝まで爆睡しましたが、
一緒にいた友人は凍死しそうで一睡も出来なかったと言っていたので、
一般的には無理だと思います。
ですが、冬用の寝袋となると話は別。めちゃくちゃ暖かい。薄着で熟睡です。
だから、冬キャンプするなら寝袋はいいものを買ってください。
それだけで、ストーブは不要になります。
とはいえ、地面からの冷気がありますので、寝袋の下に敷くマット等も必要です。
私が実際に使用している例をご紹介します。
まず、テント。
中華製の安物。執筆時点ではなんと8,000円です。
TCEVO (テックエボ) テント マルチドーム型 1~2人用 軽量2.5kg 二重層 耐水圧3500mm
出典:Amazon
前と後ろに前室があって、キャノピーも作れるので重宝します。
2人用で2.5kgとまあまあ軽量な方?コンパクトに畳めるのと設置が楽なのがいいです。
また、インナーテントは上部のみメッシュになっていて結露を防いでくれます。
周りにスカートはついていませんが、私は冬でもこれを使用しています。
テントの下にはグランドシートを敷きます。
これはテントの汚れと床面の浸水防止、断熱の効果があります。
私が使っているのは、畳むと手のひらサイズになるすぐれもの。
2,500円くらいで買えます。
GEERTOP テントシート グランドシート 防水シート 軽量 防水8000mm 両面防水加工
出典:Amazon
テントの中には銀マットとインフレーターマットを敷きます。
テントの床が冷たいのが嫌なので、ロゴスのマットを敷いています。
表面が起毛生地なので、肌触りがよく、暖かいです。
また、裏面がアルミ仕上げで断熱効果があります。
4,000円弱しますが、コンパクトになって重宝しています。
ロゴス(LOGOS) 断熱防水ピクニックサーモマット(110×155cm)
出典:Amazon
その上に厚さ5cmのインフレーターマットを敷いています。
私が使っているのは、Hilander のスエードインフレーターマット。
畳んでもデカいのが難点ですが、表面がスエードで滑らないのが特徴です。
一般的なマットは表面がつるつるなので、滑るんですよねぇ。
出典:Amazon
そして、寝袋です。
私が使っているのは、NANGAの寝袋です。
NANGA AURORA light 750 DX こちらは63,800円です。
出典:Amazon
は?って感じですね。
いやいや、高過ぎでしょ。
わかります。でもね、それだけの価値があるんですよ。
快適温度-8℃です。下限はー16℃。
快適に寝られる温度がー8℃です。
ちなみに外気温ー4℃、雪が舞う中で寝た時の服装は、
ヒートテック長袖インナーに長袖のトレーナー、暖パン、ヒートテック靴下です。
体を冷やさないために湯たんぽは入れましたが、めっちゃ薄着です。
カイロもなしですが、これで快適に寝られます。暖かいです。
しかも畳むと小さくなります。
通常、冬キャンプだと冷え防止にコットを使用するのが定番なんですが、使っていません。
ポータブル電源や電気毛布もなし。
湯たんぽだけです。しかもちっちゃいの。
FDスタイル 湯たんぽ
出典:楽天市場
ひとつ注意点としては、寝袋から出ている顔が寒いんですよ。
私は、ブランケットを顔部分にかけて冷気が入るのを防いで寝ています。
Hilander(ハイランダー) 難燃ブランケット キリム
出典:Amazon
これで朝まで爆睡です。
で、日中はというと、
もっぱら焚き火で温まるという感じですね。
焚き火をする際は、陣幕をおすすめします。
私が使っているのは
ロゴス TAKIBI de JINMAKU-BA というやつです。
お高いうえにでかいんですが、目隠しにもなるので、いいですよ。
これをすると熱が反射してとっても暖かいんです。
出典:Amazon
ちなみに焚き火台はロゴスではありません(笑)
焚き火台は、Tokyocampのものを使用しています。
出典:Amazon
夕食は体が温まる鍋系、朝はスープ+パンが多いですね。
昼はカレーとか。
暖かい寝袋と焚火と陣幕があれば、マイナス下でも快適に過ごすことができます。
あとは楽しみ方は人それぞれです。
私はソロでは極力荷物を減らすのがスタイルですが、
やっぱり寒いという場合は無理せず、ポータブル電源に電気毛布や
ホッカイロ、コットを使用するなど自分なりに工夫してみて下さい。
自然をたっぷり感じてキャンプライフをお楽しみください!
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